All posts by tankaisou

災害は『突然』やってくる ~栗東地域包括~

2025.02.21

1/20 防災研修に参加してきました。

栗東地域包括支援センター

*報道ではわからない被災地の現実

滋賀県防災支援赤十字奉仕団 委員長 中村順一氏を講師としてお話しを伺いました。阪神淡路大震災後、「防災弱者」という言葉が使い始められました。東日本大震災では、要配慮者の地震津波での避難が大きな問題となり、「防災時要護者」と名称変更に。能登半島地震では、災害死(災害直接死:228人、災害関連死287人)の中で「要配慮者」(高齢者や障がい者など)の犠牲が多くその事が大きく取り上げられました。また、観光地であるがゆえに「要配慮者」の中には、旅行者(国内・海外)も多数おられたそうです。

*災害、それは「突然」やってくる

能登半島地震を実際に経験された谷口律香氏は、七尾市の和倉温泉へ旅行中に「震度6」を経験されました。一昼夜の避難で、避難場所は学校の教室。電気が通り、エアコン(暖房)は効いたので寒さはしのげたそうです。一番の困り事は「トイレ。」水道が止まっており、最終的には自分たちで校庭に穴を掘ってトイレを作成。食べる事、飢えは多少できる我慢できるが、出すことは我慢できないなど厳しい避難生活の様子を話してくださいました。今回の経験を活かして得たことは、①何気ない日常に感謝する。②誰も助けてくれないと思った方が良い③避難所に行かなくても良いように、家具の固定、食料・水などローリングストックを備える。④地域に目を向ける。地域の災害対策、地域にどんな人が住んでいるか、顔見知りになる。

「地震や風水害は必ず起きる」を前提に、「最悪のシナリオを想像して備える」ことが大切だということです。

 

その後のグループワークではいろいろな意見を聞くことが出来ました。

被災したら、どこへ避難するのか、何が必要か、安否確認はどうするのか、様々な情報報を得ることが重要である。避難所のリーダーは誰なのか。配慮が必要な人の空間は確保できているのか等。

大切なことは…

① 平時におけるコミュニケーション、

②災害時発生時のコミュニケーション、

③災害後のコミュニケーション(ストレス、不安の軽減など)

今回の研修をもとに、日ごろから備えることの大切さを痛感しました。災害大国の日本で生き抜いていくために、さあ今日から対策をしていきましょう。

「獅子舞い」~小規模多機能なでしこ~

2025.02.06

小規模多機能なでしこ栗東では獅子舞いを行いました。獅子頭は職員が手作りで作成し、祭囃子に合わせて舞い踊りました。利用者様皆さんは頭を噛んでもらい「これで今年は良い年が過ごせそう」と厄払い・無病息災を祈願しました。

小規模多機能なでしこ栗東
宮下 達也

フラワーアレンジメント ~栗東デイサービス~

2025.02.01

昨年12月に続き、セレマによるボランティア活動の一環として、フラワーアレンジメントを初めての方からベテランの方を中心に取り組みました。『心が穏やかになるね』『娘に渡したい』など色々な思いを胸に作品を一つ一つ丁寧に生けられていました。

生活相談員 岩田 元氣

 

ホットケーキパーティー ~淡海荘~

2025.01.31

おやつにご利用者様の目の前でホットケーキを作り召し上がっていただきました。いつものおやつとちょっと雰囲気を変えて、ホイップクリームや粒あんでデコレーションを行いお洒落なホットケーキになりました。
食堂にはホットケーキの甘い匂いが…(笑)
ご利用者様からも「珍しいな~」「またして欲しいわ」等のお言葉を頂き、おかわりを希望される方も多く、大盛況でした。

3丁目 竹村

 

お餅つき ~小規模多機能なでしこ~

2025.01.31

小規模多機能なでしこ栗東では、去年よりお餅つき大会を開催しています。
利用者様はクリスマスより餅つきの方が馴染みがあり、女性の利用者様でも職員より上手に杵を突いてくださる方がいました。
できたお餅は鏡餅やぜんざいにして美味しくいただきました。とても好評をいただいているので、来年はどこか希望があれば出張で餅つきをしたいと計画しています。

小規模多機能なでしこ栗東
宮下 達也

阪神淡路大震災から30年… ~葉山地域包括~

2025.01.29

阪神淡路大震災から30年…

「今あらためて防災を考えるとき」

最近、当南海トラフ地震の30年内の発生率が80%と高まったことが報道されました。また、1月17日に阪神淡路大震災から30年ということもあり、16日と23日のサロンでは上記テーマで啓発させていただきました。

多くの人々が被災され、サロンに参加された方々はあの当時のTVの映像や衝撃を鮮明に覚えていらっしゃいました。阪神淡路大震災のときに、家屋に閉じ込められたり怪我をした人々をたくさん救出できたのは、ほかでもない地域の人々の力だったらしいです。

震災から得た教訓から、被害を最小限に抑えるために自身が今できること(普段の備え)、そして地域全体で考えてほしいこと(いつも気にかけあうことができる関係づくり)などをお伝えしました。ともに自主防衛団があり年数回練習をされている自治会のサロンだけあって、熱心に耳を傾けてくださっていました。