2025.02.25地域包括支援センター
「認知症について知ろう!」出前講座を実施しました ~栗東地域包括~
2月8日(土)上砥山の三和サロンにおいて、栗東市社会福祉協議会の地域ささえあい推進員と一緒に認知症についての講座を開催しました。
「認知症について知ろう!」という講座の後に、歌に合せて体を動かすコグニサイズ、脳トレをしました。コグニサイズとはコグニション(認知)とエクササイズ(運動)を組み合わせた造語で、これを行うことで脳と身体の機能の向上が期待できるものです。実際やってみると、頭ではわかっているのになぜか体が違う動きをしてしまいます。頭と体の動きがちぐはぐになる自分にみんな大笑いしながら楽しい時間を過ごしました。
脳トレやコグニサイズはうまくできなくても間違えても効果的です。一生懸命「うーん、うーん」と考えているその時間が何よりも大事。たとえ間違ったとしても脳が活性化され、脳の血流がよくなり認知症予防の効果があると言われています。ここでいう「認知症の予防」とは、認知症にならないことではなく認知症の発症や進行を遅らせる、というものになります。
みなさんは「新しい認知症観」についてご存じですか?これは“誰もが認知症になりうる”ことを前提として、「認知症になってからも住み慣れた地域で希望をもって自分らしく生きることができるという考え方」です。
年を重ねれば誰しも認知症になる可能性が高くなります。今回の講座で自分が認知症になった時に、どこでどのような暮らしがしたいか、身近なところから考えるきっかけになったのではないでしょうか。
栗東地域包括支援センター